社員共育委員会

『社員共育委員会の活動』
共に育ち合う土壌をつくる

良い会社をつくることは、経営者の成長だけでは叶うことではありません。社員と共に成長し、その結果「良い会社」ができると考えております。そのため同友会では「教育」ではなく「共に育つ“共育”」と呼んでいます。「自ら考えて主体的に行動する人間が、互いの違いを認めあいながら育ちあう」ことを目指して経営者だけでなく社員が学べる機会を多くつくっています。
中小企業では社員共育を実践しようと思っていても、うまくいかないことが多いという言葉を聞きますが、同友会では会員企業が集い、社員と共に学ぶ場づくりを行っております。「社員が成長しない」という悩みを持つ経営者にとって、解決の糸口となる様々な取り組みを共に実践し、より良い環境づくりを行ってまいりましょう。

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新入社員合同入社式

地域の宝である「新社会人」の入社を祝いたい、特別な節目を大切にしたいと思っていても、中小零細企業一社で入社式を実現することはなかなか難しいのが現状です。また採用を行っても新入社員の同期と呼べる人が少なかったり、いなかったり…。新入社員にとっては同じ立場の相談相手がいないことも課題となります。秋田同友会ではそういった課題を持つ企業が集い、合同で入社式を開催しております。自社を選んで就職してくれた社員に対して、思い出に残る、そして輝かしいスタートになる入社式を会員企業の経営者が主体的になって行っております。

02

新入社員研修会

合同入社式を終えた新入社員は、2日間かけて研修会を体験します。社会人としてのビジネスマナーはもちろん、「社会人の心がまえ」「働くとはどうゆうことか?」ということを先輩の報告や、協力して行うゲームを通して考え、体感していきます。様々な会社の新入社員とチームになって行う内容になっており、その学びや気づきはグループ討論で共有され、深堀りされていきます。会社で実際に仕事をする前に大切なことを実感できる取り組みとなっていて、開催を重ねるごとに内容が濃いものになってきています。

03

新入社員フォローアップ研修会

会社で実際働きはじめた新入社員。3ヵ月もすれば様々な課題が立ちはだかり、中には逃げ出したいと思う方も出てきます。経営者の「せっかく入社した社員の手をぜったいに離さない!」そんな想いからフォローアップ研修会は誕生しました。新入社員は久しぶりに同期の仲間と再会し、お互いに成長を感じながら、自分の悩みが意外にも「みんな同じ」ということに気づく機会にもなります。新入社員の真の成長を願い、会員企業同士の経営者および教育担当が手を携えた、愛のこもった内容となっております。また悩み苦しみながら、前に進もうとする新入社員の行動に、経営者としても大切なことに気づかされることも数多くあります。

04

幹部研修会

課題のない企業は存在しない。そしてその課題を解決する事以外に会社の発展はありません。しかし経営者だけがどんなに頑張っても会社の課題のすべてを解消することは難しいものです。幹部研修会では、経営者と幹部が一緒に会社の現状認識を行い、自社の課題を明確なものにすることをはじまりとしています。また幹部と一緒に行うことは課題の共有にもつながります。明確になり共有された課題の解決策を幹部が主体的につくり、明日から実践に繋げる。そして幹部研修会を1年間に複数回行うことで課題の本質に迫り、組織をより強固なものにする内容となっております。良い会社づくりのためには自社でまず一人、経営者的な考えと実践を行うパートナーが必要です。幹部研修会ではその実現に努めています。

05

学べる委員会を目指して

同友会のイベントはすべて会員企業の経営者の手作り。イベントの立案および運営のために1ヵ月に1回集まり話し合いをしています。その委員会ではミニ報告の機会があり、社員共育の悩みに対して委員の皆さんから意見をいただいたり、実践されている会社から学ぶ機会があります。そうやって繰り返し集まり、課題を共有することで自身では迫りきれない課題の本質や、その解決方法を学ぶ機会となっております。
  • e.doyu akita
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  • 企業探訪
  • 中小企業家同友会 就職情報サイト Jobway