同友会ニュース−企業訪問

【14.11.20】業績V字回復!~利益は社内に転がっていた~

社長が自社の業に「自信と誇り」を取り戻す

  「機械も古い」「建物も古い」「借金だらけ」。「こんな会社継ぎたくなかった」と昨年(2013年) 第6 期経営指針を創る会を受講するまでの渡部社長の本音でした。しかしその秘めた想いを口には出来ませんでした。なぜなら他者に口にすることはそれを認めてしまうこと、そして自分自身が前に進めなくなると思っていたからです。
経営指針を創る会受講中、どうしても弱い自分と向き合うことは絶対でした。
 結果として、経営者の魂とも呼べる「経営理念」の成文化を成し遂げ「自分の業に対する誇りと自信」を取り戻すことができました。「なんのために経営しているのか?」が明確になったからです。

会社の財産は社員の皆さん!あなたたちだ!

   工場内の設備は、どこにでも有り触れている物です。ですから、どこの会社でも同じ製品はつくれるのです。渡部社長は考えます。「弊社で売っているものは製品なのか?」と。しかしよくよく考えると「設備を使うのは人」「納期を守るのも人」「品質を守るのも人」。やはり「人」が重要であると気づいた社長は、弊社の売り物を「信頼」だと確信します。だからこそ「納期を守る」「品質を守る」ということが非常に重要なこととして社員に語ったのでした。
 「我社で設備を上回る財産はあなたたちだ。」
 「会社はだれのものだ?あなたたちみんなのものだ。」と。
 社長が心底想っている熱意を、社員に語り、社員に任せることで、みんなが会社の問題に立ち向かうようになり会社が変わり始めました。

「安売りをしない」と決めた

   以前の社長は「安くしないと仕事がとれない」「そうしなければ仕事がなくなる」と思っていました。しかしそれは「自分の心の中に生み出したモンスター」でした。創る会終了後、『自社の強みは短納期にも応えられ、品質も良いというところ。そこを含めたのが弊社の商品の値段なのだ』という誇りと自信を社員と確立した社長は、今はお客さまと値段の裏付けを語り、商談しています。安売りをすることそれは「自社の強みを活かしていないこと」「社員を安売りすること」と力強く語りました。

情報共有が大切!利益は会社に転がっていた

  短納期に応えるために大切なことは無駄をなくし効率を上げるための「情報共有」が出来てこそと社長は言います。
ある日、工程管理を担当する女性社員が次のように社長に発言したそうです。「社長!私に朝礼をやらせてください!」。
それから彼女が朝礼の中で社内の生産の状況を確認し、次の工程にも根回しをするようになり、社内全体の情報共有と外注先との情報共有が実現しました。それによって無駄が大きく削減されたと同時に、社員が自主的に問題と向き合い、自主的に解決し始めました。渡部社長曰く「この情報共有が生み出した利益は大きい。利益がでるようになったのは取引先が増えたことより、自社にある無駄に気付き問題を解決できるようになったからだ。社員の成長の賜なのだ」と。まさに「利益は会社に転がっていた」と語りました。
渡部社長が新規のお客様にお話ししている台詞、「うちの良さは付き合ってみなければわかりませんよ。」と語られた社長の顔は「自信と誇り」に満ちていました。
文責:二方淳介(太陽印刷㈱ 専務取締役)
ダイキョー精機株式会社
〒018-0311 秋田県にかほ市金浦字蒲萄森41-1
☎ 0184-38-2202 Fax:0184-32-4020
■ホームページ:http://www.daikyo-seiki.co.jp/

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