異業種交流会や青年経営者団体はさまざまあります。
私自身、実際にイベントに参加してみて、それぞれの団体が素晴らしい目的や理念のもと、魅力的な例会や組織活動を行っていると感じます。
そんな中で、私たち「あすか会」の魅力や特徴は何なのか、他の青年団体と何が違うのか、ということを、よく考えます。
私たち「あすか会」は、秋田県中小企業家同友会(以下、同友会)の青年部です。同友会は「人を生かす経営」を掲げ、一人ひとりを大切にする人間尊重の経営を目指す中小企業家の仲間の集まりです。といっても単なる仲良し集団ではなく、お互いの会社経営の実情を本音で語りあい、良い会社を地域に増やしていくためにお互いに成長しあおうとする熱い団体なのです。
その同友会の青年部である私たちも、お互いを尊重しあうあたたかい雰囲気の中で、共通の目的・目標に向かって真剣に語りあい、主体的に学びあうことを大切にしています。
入会当初、同世代の先輩方が主体的に、真剣に会を運営している姿を見て、この当事者意識と本気の取り組みが企業経営においても必要不可欠なものであると感じました。自分自身の成長と自社の発展のために、私自身も「あすか会」の活動に真剣に取り組もうと決意しました。そして今、部会長を任せていただいています。
私は「あすか会」の部会員一人ひとりを、秋田の未来を創るリーダーであり、自立した責任ある人物として尊敬しています。そしてお互いに、リーダーに相応しくあろうと、高めあっていくことを求めています。
私一人の力は本当に微力ですが、「あすか会」には才能あふれる頼もしい仲間がたくさんいます。そんな素晴らしい仲間と、共に学び、共に成長しながら、みんなで描く未来をみんなで実現していく。これが本当に楽しい。そして「こういう会社をつくりたい!」「こういう経営者になりたい!」「明日からこれをやってみよう!」という具体的なイメージが浮かび、一歩を踏み出す勇気がわいてくるのです。
同友会の組織であること。そして同世代の仲間であること。これにより多様な価値観を持つ人が共感しあって協力しあえる場所が「あすか会」です。
この価値観がより多くの職場に届いていくことが、秋田の明るい未来をつくっていくと信じて、私たちは仲間を増やし、絆を強くしてく活動をしています。
私たちには、秋田の未来に対して大きな責任があります。私たちと、私たちの大切な人たちが生きる秋田の未来です。その未来に対して、重要な役割を仲間とともに担えることを、とても幸せに感じています。
より多くの仲間がここに集い、共に学びあい、よりよい秋田の未来を創っていけることを願っています。
秋田県中小企業家同友会
青年部会 部会長 高橋一貴
