組織委員会

『組織委員会の増強活動』
同友会運動を広げる理由とは?

01

同友会でいう「良い会社」とは?

①企業の理念が明確であり
②顧客や取引先、地域社会からの信頼も厚く、
③社員が生きがいや使命感、誇りを持って働き、
④どんな環境変化に直面しても雇用を守り、
⑤永続して利益を出し続ける企業
02

中小企業は、経済を牽引する力であり、
社会の主役である。

 中小企業は経済を牽引する力であり、社会の主役である。常に時代の先駆けとして積極果敢に挑戦を続け、多くの難局に遭っても、これを乗り越えてきた。戦後復興期には、生活必需品への旺盛な内需を捉えるとともに、輸出で新市場を開拓した。オイルショック時には、省エネを進め、国全体の石油依存度低下にも寄与した。急激な円高に翻弄されても、産地で連携して新分野に挑み、バブル崩壊後もインターネットの活用などで活路を見出した。
 我が国は、現在、世界的な不況、環境・エネルギー制約、少子高齢化などによる停滞に直面している。中小企業がその力と才能を発揮することが、疲弊する地方経済を活気づけ、同時にアジアなどの新興国の成長をも取り込み日本の新しい未来を切り拓く上で不可欠である。
※2010年6月18日に閣議決定された、「中小企業憲章」前文の抜粋
03

皆が幸せに暮らせる社会を目指して
同友会的企業を増やしていこう!

人生の大半は働く(仕事する)ことで成り立つことを考えると、幸せな一生を送ることが出来るのは、先ずはよい会社に入社することが第一条件と考えます。上記で記したよい会社を築くためには、人(社員)を大事にし、人間尊重の経営をしようと唱えている同友会での学びあいがあってこそ、成り得ることを様々な経営者が実践を通して証明しています。
総労働人口の70%、企業数の99.7%が中小企業であることも踏まえ、時間がかかっても地域で同友会的企業を増やすことが、現在日本が抱えている諸問題(少子化・高齢化・人口減少・若者の県外流出・NH=国民の幸福度ほか)の解決の糸口になることに疑いの余地はありません。
関わりあうすべての人たち、地域に暮らす人たち、日本で暮らす人たちの幸せの実現のため仲間づくりを進め、運動を広げることが組織委員会の役割です
組織委員長から
中小企業家同友会全国協議会(以下、同友会)の先輩たちは、戦後間もない頃、大企業に偏(かたよ)っていた時代(1957年・S32年)に前身の東京同友会がうぶ声を上げました。
それから48年後、今から15年前の2005年5月に全国47番目、日本最後の同友会である秋田同友会が約100社で設立されました。今現在(H30年5/24現在)の会員数は383社、設立以来一度も会員数を減らすことなく今日に至ったことに、各地区会をはじめ、会員の皆さんには心から感謝申し上げます。
さて、同友会の特徴は東京同友会発足当初から、中小企業においてどのように労使の関係、従業員と経営者が本当に信頼できる関係をつくっていくか?
経営者と一緒になって経営に取組める関係は、どうやって作っていったらいいのか?ということが最大のテーマでした。約半世紀前の激動の時代に、経営の本質を探っていく姿には、驚きを禁じ得ません。
私の経営者人生は24歳の時、秋田市山王の居酒屋から始まり、早35年が過ぎました。本当に色々なことがありましたが、行き着いた先は『経営のすべての機能を十分に発揮させるキーポイントは、正しい労使関係を社内に打ち立てる以外にないということと、これには経営者の姿勢を正すことが決定的に重要である』ということです。 このことは、同友会のバイブルである“人を生かす経営”中小企業における労使関係の見解に書かれていることと一致しました。詳細については、同友会で販売している冊子を一読ください。
私的には“人を大切にする経営”とも捉えていますが、“人(社員)を尊重し、人(社員)を大切にする企業”(決して甘やかすこととは違います)を地域に一社でも増やしていけば、自社と地域の未来に希望の灯が灯(とも)ることにも繋がるのではないでしょうか?
『企業経営の最大の目的・使命は、関係する人を幸せにすること』です。幸せになるためには、相応のお金(給与)が必要なのも事実です。ですから、ロマンも大事ですが、算盤も大事になるのです。これら基本的なことを学べるのは、中小企業家同友会しかないと言えるでしょう!
結びに、『数は力・数は知恵・数は安心』一社でも同友会的企業を地域に増やすことを衷心(ちゅうしん)より皆さまにお願いして、組織委員長としての挨拶に代えさていただきます。
組織委員長
横山 真司
((株)ヨコヤマコーポレーション 代表取締役))
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