今月の地区例会は、事業承継と、次世代に夢を託す親の本当の想いと自分の想いが繋がったときの何事にも代えがたい感動と重くのしかかる使命感。親との葛藤と自分の甘さをどう事業発展へのエネルギーに変えたか？託す側と受け継ぐ側の将来展望と課題を学びあうことをテーマに開催します。発表者には、岩手県と秋田県の二県で乳製品販売を行っている企業を引き継がれた下村善勝さんをお招きしました。課題や悩みが多い事業承継について下村さんの実践報告を基に学びあいましょう。

【会社概要】

☆業務内容　乳製品(（株）明治、くずまき高原牧場)、宅配専用お米や食品の宅配、小売。学校給食、各種施設売店などへの納品。☆事業開始　1990年(平成2年)☆グループ社員数70名(内

パートスタッフ50名)☆本社　秋田県大仙市、支店-秋田店、角館店☆岩手県でも同業の(株)エムデイワン まごころみるくを経営。

【発表者プロフィール】

下村社長さんは、1974年4月生まれ。明石高専卒業後、大手ゼネコン勤務を経て、優貴（ゆき）さんと結婚。奥様の父親が家業である明治特約店の牛乳屋を営んでおり、ほんの手伝いのつもりで一緒にやっているうちに牛乳屋さんの魅力に取りつかれて、経営に参画。2002年に(有)セイショウとして法人化。同時に専務取締役就任。2017年、代表取締役に就任。2003年に盛岡へ進出し、2010年に(株)エムデイワンを設立。その後、2017年に岩手同友会に入会し経営指針を創る会を受講・修了。秋田同友会には2018年に入会。現在、岩手同友会では理事・社員共育委員長・盛岡支部幹事長、秋田同友会では大仙美郷地区会の会員として活躍中。