佐藤佑介氏は2008年産廃回収を行っていた現会社に入社。一般社員でありながら 社⻑に新事業の廃品回収事業を提案し、赤字だった会社を立て直します。 2014年中国視察の際、【低賃金国に依存するリサイクル業】という現実を知り自社の事業への考え方を変える大きな転機となりました。2015年11月秋田同友会に入会。所属していた地域が地区会空白地域だったために、地区会の設立に尽力します。2017年第10期経営指針を創る会受講・修了。「自分は経営者として何ができるだろう」と自問自答していく中で得たことは、「地域のあらゆる人が活きる会社づくり」の推進と、「事業を通じて自然を慈しむ思い、郷土を愛する思いまで循環させること」でした。従来の会社組織づくりにとらわれない手法で年商も右肩上がりで伸ばしています。2021年、秋田同友会由利本荘にかほ地区を設立し地区会長に就任、2022年より秋田同友会理事、2023年秋田経営研究フォーラム実行委員長を努めます。佐藤佑介氏のよい会社づくりの先にある豊かな地域、会社作りを実践報告から学びましょう。

1986年にかほ市生まれ。由利工業高校卒業後、製造業・建設業を経験し 2008年秋田マテリアル㈱に入社。 2001年親族外承継で代表取締役就任。 従来のスクラップ事業に加え、中古品販売事業・産業廃棄物処理事業・ 地方創生事業・ドローンスクール事業など様々な新規事業を開拓。 2022年中同協主催青全交in兵庫で分科会報告者を務める。2023年3月air-clue株式会社設立。にかほ市工業振興会会長、にかほ市商工会工業部会副会長を努める。【企業プロフィール】会社創業：平成19年9月、社員数：37名（パート、業務委託含む）、年商：５億8000万円、本社所在地：にかほ市平沢字深谷地16-8